おはようございます!学猿です。
前回は、経理職の仕事の面接が始まったところまでを書きました。
今回はその続きです。
予想
厳しい言葉が並ぶのは、「厳しい職務であることを覚悟して入社しろよっ!」という面接官からの強いメッセージだと感じました。
この面接は、僕の人間性や能力、考え方を知る為のものというよりも、会社側の考え方や厳しい姿勢に耐えられるかどうかを試されているような内容でした。
その内容から僕は、「ここ最近、新しく採用した方が退職しているのではないか?」と、予想しました。
面接官の方は今回の人員募集の理由を、「前任者が定年を迎え退職した為」と仰っていました。
が。
長年勤めた方が退職した後釜として採用するには、僕は条件的に合わないと思いました。
前任者が退職したから新規採用をしていることは事実でしょうが、その後、数人、少なくとも一人は採用してみたものの、早い段階で退職してしまったのではないか?
面接官の方の説明を聞きながら、そんなことを考えていました。
質問
面接官からの説明が終わると、
「何か質問はありませんか?」
と聞かれました。
ここまでの説明で、会社側の考え方や姿勢は伺い知れました。
給与や休日、福利厚生の説明も受け、その内容も確認しました。
特に疑問点などはなかったのですが、一つだけ質問をしました。
それは、
「どうして僕を面接しようと思われたのですか?」
です。
ブログタイトル通り、僕は高卒・アラフィフ・元パチプロです。
簿記2級を持っているとは言え、経理業務は完全未経験です。
即戦力にはなりません。
ましてや、定年まで勤め上げた方の代わりになろうはずがありません。
それに、前職は全く畑違いのパチンコ店でのサービス業です。
コレが、内勤営業や倉庫管理などの仕事であれば、前職の本社時代の経験が生きる可能性はありますが、経理職だとそうもいきません。
そんな僕を面接してみようと思った理由を、聞いてみました。
この質問は、面接を受ける前から聞くと決めていた質問です。
書類から受け取れる事前情報、僕の経歴や志望動機の中で、どこに魅力があるのか知りたかったからです。
もし何か企業側から見て魅力的な点があるとするならば、今後の就職活動に生かせると考えました。
今回の面接がもしダメでも、後学の為に知っておきたいと思いました。
しっくりこない
僕の質問に対しての答えは、
「フットワークが軽かったから」
という返答が返ってきました。
「面接に来ませんか?」というメールに対してすぐに返事があったこと。
退職日翌日に面接の日を設定してきたこと。
その反応の速さ、フットワークの軽さを「良し」と判断したとのことでした。
・・・何とも、理由になっているようななっていないような、しっくりこない回答でした。
正直なところ、聞きたかった答えではありませんでしたが、仕方ありません。
「そうですか、ありがとうございます」と答えて、面接は終了となりました。
最後にもう一度、面接の機会を頂いたことに対してお礼を伝え、会社を後にしました。
帰り道
面接の合否は、当然ながらこちらで決められるものではありません。
ですが、もし合格となった場合、新天地として今日受けた会社で勤めたいかどうか?
面接の内容を振り返りながら、そんなことを考えながら帰路につきました。
つづく