おはようございます!学猿です。

前回は、当初はポジティブな気持ちになることが多かったHiNativeでの出会いが、僕の心のバランスが崩れていく中で、徐々にネガティブなものに変わってきたところまでを書きました。
今回はその続きです。

前回の記事↓

 

 

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気づかないうちに

 

前回も書きましたが、HiNativeの中には母語以外の言語が堪能な方が本当に沢山いらっしゃいます。

それは、日本人で日本語以外が流暢なだけではありません。
海外の方で、日本語が堪能な方も沢山いらっしゃいます。

それらの方々を見ると本当に凄いと感じますし、自身も第二言語習得に向けて努力している身としては、その裏にある膨大な努力の量に尊敬の念を頂きます。

そして当初は、「他の人にも出来たのだから、自分にだって出来るはず!」と、前向きに捉えていました。

それが徐々に、自分でも気づかないうちに、少しずつネガティブな気持ちに変わっていきました。

 

積み重ね

 

僕は別シリーズで、HiNativeのお薦めのライバーさんを紹介させて頂いています。

それらのライバーさんの記事を書くにあたって、特に第二言語習得までのプロセスについて興味深く聞いていきました。

何人ものライバーさんに伺った中で、当たり前ですが、再認識したことがあります。
それは、

「第二言語を習得する為に多くの時間を費やし、努力を積み重ねてきている」

という事です。

誰一人、「何となく」、「気がついたら」、「楽して簡単に」とは仰いませんでした。

他のライバーさん達の話を伺う度に、

「うん、やっぱり積み重ねていくこと以外に、ゴールに辿り着く道はない」

と、思いました。

皆さん、何か特別なことをされた訳ではありません。
皆さん、幼少の頃から外国語に慣れ親しんできた方たちばかりではありません。
皆さん臨界期(言語を自然に習得出来ると考えられている年齢。おおよそ12歳ごろと言われる)を過ぎてから、多くの時間外国語に触れることで、第二言語を習得されています。

だからこそ、僕にだって出来るはず。
当初はそう感じていました。

 

コントロールできない

 

ですが、タイミングも悪かったのでしょう。
自分の心身のバランスが崩れている中で、色々な方の話を聞いていくうちに、

「みんなは出来るようになっているのに、どうして僕は初歩的なことすら出来ないのだろう・・・」

そんな気持ちが顔を出し始めました。

勿論、他の方たちと圧倒的に費やしている時間が違うのだから仕方ありません。
とは言え、僕だってマイナスからのスタートとは言え、少しずつトレーニングを積んできました。

他のライバーさんのように流暢に話せなくても、少しぐらいは英語でコミュニケーションが取れるようになっていても良いはず。
でも、現実には英語を全く話せない、聞き取れない自分がいる・・・

そんな流暢に外国語を話す方と自分を比べても仕方ない。
長い時間、多くの努力を積み重ねてきた人と比べても仕方ない。

頭ではそう思っていても、心をうまくコントロールできなくなっていきました。
いつの間にか人と比べることで、しかもずっとずっと先を行っている先輩方と比べることで、ネガティブな気持ちを増幅させていってしまいました。

これに加えて、僕がネガティブな感情に包まれる原因が、もう一つあったと思っています。

※誤解を招くといけないので書いておきますが、お薦めのライバーさん達から伺ったお話は本当に貴重であり、とても有意義なものです
そして、記事の作成に協力して下さったライバーの皆さんには、感謝の気持ちしかありません

つづく

 

 

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